バンブルビー通信

独学で英語を習得した勉強法を書いています ときどきドイツ語

専門性か情熱か 13歳のハローワークからブログについて考えたこと


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自分のブログを立ち上げる前、僕はとある専門家のブログライターをしていました。

 

僕自身はその分野の専門家ではありませんでしたが、文章を組み立て、専門家のような文体で書き、最後に専門家に読んでもらってから投稿をします。専門家なので、ブログはそのテーマに沿った内容で書いていました。

 

今は自分のブログを持ち、一人のブロガーとして記事を書いていますが、どうしても考えてしまっていたのが「何か専門性を持っていればよかった」ということです。それは村上龍氏の13歳のハローワークを読んだ時に、やはり強く思いました。

 

13歳から「作家になりたいんですが」と相談を受けたら、「作家は人に残された最後の職業で、本当になろうと思えばいつでもなれるので、とりあえず今はほかのことに目を向けたほうがいいですよ」とアドバイスすべきだろう。医師から作家になった人、教師から作家になった人、新聞記者から作家になった人、編集者から作家になった人、官僚から作家になった人、政治家から作家になった人、科学者から作家になった人、経営者から作家になった人、元犯罪者で服役の後で作家になった人、ギャンブラーから作家になった人、風俗嬢から作家になった人など、「作家への道」は作家の数だけバラエティがあるが、作家から政治家になった人がわずかにいるだけで、その逆はほとんどない。つまり作家から医師や教師になる人はほとんどいない。それは、作家が「一度なったらやめられないおいしい仕事」だからではなく、ほかに転身できない「最後の仕事」だからだ。

 

これは作家に対する村上龍氏の発言ですが、色々な人のブログを読んでいると、それぞれの個性や専門性が出ているのを感じます。それに対し、僕の専門性は何だろうかというように思っていました。

 

そんな時、ちょうどこのブログ記事を読みました。

 

知識、不足 - Revolve Air知識、不足 - Revolve Air

1、斎藤さんが、馬になったのは2、人を惑わす土田さんに、罰あれ3、メアリー講師と、光の馬4、そこに何を、神戸くんは感じたのかこの前、小説みたいなのを書いてみた。...

 

記事の中に大学を出ていないために「知識、教養が不足している」ということが書いてあるのですが、それはまさに僕が抱えていたコンプレックスに近く、とても共感しましたね。

 

僕は先ほどの村上龍氏のコメントの中で、医師から作家になった人というようなフレーズが続きますが、そればかりが印象に残っていました。やはり健康について書くなら、医師が書いた方が説得力は増すだろうということですね。

 

ですが、その村上龍氏のコメントには続きがあります。

 

作家の条件とはただ1つ、社会に対し、あるいは特定の誰かに対し、伝える必要と価値のある情報を持っているかどうかだ。伝える必要と価値のある情報を持っていて、もう残された生き方は作家しかない、そう思ったときに、作家になればいい。

 

この部分を以前から読んでいたのですが、あまりピンとは来ませんでした。それが先日、自身のブログ運営について所感を語った毒舌に関する記事が波及をし、先輩ブロガーたちから記事を書いて頂きました。その中で印象に残ったのがこちらの記事です。

 

何を書いてもいいんだよ… - とある青二才の斜方前進何を書いてもいいんだよ… - とある青二才の斜方前進

俺が会長をやっている「泡沫ブログの会」というブロガーの集まりがある。特にこれといって具体的に活動しているわけでもないし、協力関係なんてこれっぽっちも決めてないん...

 

書くことで自分の世界が広がる。読むことで次の世界が始まっていく。そして、ブロガー同士でつながることで世界が押し広げられていく。

 

以前のブログでは、ソースを明確にした上で記事を書くことが多くありました。そうしないと、僕の書いた記事は読んでもらえないんじゃないかと思っていたからです。

 

ですが、はてなブログに引っ越してからは自分が書きたいように書いている記事も多くあります。毒舌に関する記事もそうですが、意外と読んでもらえたことに正直驚いています。

 

自分の考えを出した記事でも読んでもらえるんだというちょっとした安心感があり、また自分がどんな思うことを書いていけばいいという、ブロガーにとって当たり前のことを改めて感じることができました。

 

専門性があればブロガーにとっては強い武器となるかもしれませんが、それ以上に大切なのが何かを伝えたいという情熱なんですね。今の自分に不足している知識や教養は、これからブログを書き続ける中で得ていきたいと思います。

 

それでは、また。