バンブルビー通信

独学で英語を習得した勉強法を書いています ときどきドイツ語

味覚障害が治ったけど、味覚地図が存在しないと知ってショックだった話


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http://www.flickr.com/photos/7567350@N08/5600277100

 

先月に突如起こった味覚障害ですが、ネットで調べた通り、ちゃんと味が分かるようになりました。最初はソースを舐めても塩を舐めても味がしなかったので、本当にショックでしたが、今となっては得がたき経験が出来たと思っています。

ただ、味覚が戻ったとは言っても、まだ舌が敏感になっているようで、痛いと感じることがあります。リステリンの紫を口に含むと、やっぱりビリビリと尋常じゃないくらい痛く感じるんですよね。

 

今度から、リステリンの低刺激タイプを使おうと思います。今回の味覚障害では、舌の先と中央部の味覚が失われていたので、僕は甘味と塩味が分かりづらくなっているんだと思っていました。

それは学生時代に習ったように、舌には味覚地図というものがあり、感じる部分が決まっているからだと思っていたからです。ところが、今では味覚地図は存在しないということが定説になっているんですね。

 

味覚地図は存在しない

味蕾 - Wikipedia

Wikipediaの引用となってしまいますが、以下のように書かれていました。

 

一般的な通説として舌の異なる領域で異なる味を感じる味覚分布地図が存在すると言われているが、実際には味蕾は全ての味を感じることができるため、どの味も舌の全領域で感じられる(ただし、味覚が生じる刺激強度の閾値には部位によって差がある[1])。

このような誤解の原書となった「味覚分布地図」は、1901年にフィロゾフィッシェ・シュトゥーディエンから出版されたヘーニック博士のドイツ語論文をアメリカのハーバード大学の心理学者エドウィン・ボーリングによって翻訳引用され、1942年に出版された「実証心理学の歴史における感覚と知覚」という書籍で一般に広まったといわれている。

この間違いは濾紙ディスク法などの味覚検査を行うことで容易に解明する程度の事実でありながら、長年にわたって医学の専門書にすら記載されている。

 確かによくよく考えてみると、舌先でも酸味や苦味は分かるので、舌先が甘味だけに特化しているわけじゃなかったんですよね。部位によって差があるということで、舌先は甘味に反応しやすいのかもしれませんが。

 

こういった味覚地図という概念は、1980年~1990年に義務教育を受けた人が習っているということでしたので、今の学生たちはこういう概念が最初からなかったんでしょうか。

 

味覚障害を経験し、さらに知識をアップデート出来たので、やっぱり得がたい経験だったと思います。

 

それでは、また。

photo by alvaro tapia hidalgo