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バンブルビー通信

独学で英語を習得した勉強法を書いています ときどきドイツ語

英語を使うことは目的なのか、手段に過ぎないのか

雑記 雑記-人生

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http://www.flickr.com/photos/46679858@N08/5147520629

8月の半ば、とある転職エージェントから外資系企業を紹介されました。

 

その会社は年度末が9月末のため、8月は繁忙期で忙しく、ヘッドカウントが降りてからの面接となりますということを聞いていました。ヘッドカウントが降りるまで面接をしないということで、書類選考自体は通っていましたが、結果をドキドキしながら待っていました。

 

ところがヘッドカウントの承認が待てど暮らせど降りず、エージェントから自発的に連絡が来ないので、何度か確認の催促をしました。しかし、その度に「もう少しお待ちください」という話だったので、気分的にはすっかり冷めてしまい、その企業のことは忘れることにしました。

 

そして今の自分がどうなりたいのかということを考えた結果、やはり20代前半の頃からずっと候補に挙がっていた翻訳者になりたいということを決め、10月から翻訳講座に通い始めました。

 

ところが、そうして翻訳学校に通い始めてすぐにその外資系企業からヘッドカウントが降りたという連絡があり、面接を受けることに。気持ちの上では翻訳に向いていましたが、外資系で英語を活かして働くということも魅力的だったので、気持ちが落ち着かないまま面接に臨みました。

 

面接の最中に、ある質問をされたのですが、どうやらそこが大きな別れ道だったようです。

 

英語を使えなくても、この仕事をしたいですか?

エージェントに紹介されてから、2ヶ月以上が経っての面接です。こちらとしても気持が入らないというのが正直なところでしたが、面接自体は準備した回答をすることができ、順調に進みました。

 

面接で定番の転職理由を訊かれた時、僕は現在の仕事では英語を使えないので、将来的に英語を活かした仕事がしたいということを答えました。すると、それまで頷きながら聴いてくれていた面接官が急に考え込み、「英語を使えなくてもこの仕事をしたいですか?」という質問に変わりました。

 

募集していたポジションの絶対条件が英語でのコミュニケーションが取れることだったので、まさかそのような質問がされるとは思わず、「英語をこれまで勉強してきたので、使える環境があるなら使いたい」というようなことを話しました。

 

その後、面接は終わり、結果は2週間後ということでエージェントから連絡がありました。しかし、案の定2週間たっても連絡が来ず、先日ようやく連絡がきました。

 

英語を使うことが目的になっている

結果から言うと、最終面接に進むことはできませんでした。面接官が懸念したのは、やはりあの質問だったようです。

 

「目的達成のために英語を手段として使う」のではなく、「英語を使うことが目的」になっているように思われてしまったのが大きな要因でした。しかし、これは僕自身も非常に納得することができました。

 

8月の頃は外資系企業で働きたいという気持ちが強くありましたが、その後は翻訳者になりたいという気持ちが強くなったということもあり、英語を活かすということが自分にとって重要なことに変わっていました。

 

そういう気持ちを見抜かれたということで、面接官はやっぱり人を見る目があるんですね。

 

理想の人生を達成するための手段として

この面接の結果は、僕にとってはとても重要な気付きを与えてくれる結果となりました。僕は翻訳者を目指していますが、翻訳者になることが目的になってしまったら意味がないんだということです。

 

翻訳者になるというのは、自分が思い描く理想の人生を達成するための手段であるという風に捉えていくことがいいのかなと思います。翻訳者になることが目的になってしまったら、翻訳者になった時点で目的を失ってしまうからですね。

 

翻訳者への道のりはまだ始まったばかりなので、今後も目的を常に見据え、一歩一歩を大切に進んで行きたいと思います。

 

それでは、また。

photo by BMcIvr